「Threadsで凍結を食らいました」
最近、よくThreadsで見る投稿ですね。新規アカウントを作っても、さらに削除されるケース多いようです。
憶測ですが、同じIPアドレスで新規アカウント作っても、スパム認定されやすいのかなと。
ちなみに筆者も同じように、アプリを開こうとしたら見慣れない文章が並んでいました。
突然「利用できません」になるやつですね。
本人確認を経てすぐに復旧したんですが、その間にいろいろSNSトラブルについて考えることがありまして。
せっかくなのでまとめておこうと思います。
Threadsで何が起きたのか
ある投稿に対して、複数の返信が来るようになりました。
一部のユーザーが継続的に反応してくる、いわゆる「粘着」状態です。プチ炎上って形ですね。
こちらも一般論として法的責任に言及したりしていたら、ある日突然アカウントに制限がかかりました。
本人確認後に復旧。粘着していた側のアカウントは消えた状態。永久BANと、投稿できない状況なのだと推察されます。
SNS炎上経験なんて、5ちゃんねるで本名をスクリプトでネット露出地獄になり、本人訴訟で開示請求して以来でした。
ちなみにThreadsで「あ、なんでこの人、投稿止まったんだろう?」って思った人多くないですか?
外から見ると「投稿が止まった人」。でも実態は「利用不可状態」になってるんです。

実際に、こんな凍結状態になり、異議申し立てをしても「凍結したまま」な人が多いのが、今のThreadsです。
この体験、けっこう学びがあったんで整理しましょう。
「開示請求できるんじゃないか」という誤解
SNSトラブルに遭うと、多くの人が「情報開示請求で相手を特定できるのでは」と考えます。
筆者も情報開示経験があるので、気持ちはわかります。
ただ、実務的に整理すると、開示請求って使える場面がめちゃくちゃ限られてるんですよね。
プロバイダ責任制限法上、開示請求が認められるには「権利侵害が明白であること」が前提になります。
さらに損害賠償まで見据えるなら、以下が全部揃う必要がある。
- 違法性(名誉毀損・侮辱など)
- 故意・過失
- 損害
- 因果関係
今回のケースで当てはめてみると、どうなるか。
粘着性はある。継続性もある。でも発言が「抽象的な意見レベル」だと違法性の立証が難しい。社会的評価の低下も証明しにくい。
結論を言えば、開示請求に進むにはハードルが高いのが現状です。
SNSトラブルの大半は「違法未満」で終わる
多くの方が感情的になり開示請求をしたく弁護士の門をたたくようです。
ただし、「ムカつく=開示できる」は全然違います。
法的に一線を超えている必要があり、SNSトラブルの大半はその手前で止まってます。
でも、だからといって消耗しないかというと全然そんなことはないですよね。感情ボロボロの人だっていると思います。
粘着、レッテル貼り、論点のすり替え……
これ、違法じゃなくても精神的に普通にきついんですよね。まるで集中砲火のように、連鎖的にコメントが荒れていく。
荒れれば荒れるほど、また新たな投稿者が増える。
ただ、この段階では法的手段はほぼ機能しない。これが現実です。
「正しい側」でも止まることがある
今回、Threadsを見ていて分かったのが、ある事象です。
通報とアルゴリズム判定が重なると、当事者双方にアカウント制限がかかる可能性があるってことです。
何も悪いことはしていない、正しい側でもBAN。これがSNSの構造です。
SNSは「正しさ」ではなく「構造」で動いているんですよ。アルゴリズムってものですね。
感情的にならず、これを前提に動いた方がいいので、今の時代のSNSを利用するにあたっては、感情的にならないことが第一と言えます。
実務的な対応の優先順位
経験を踏まえて整理すると、ThreadsやXでは以下の立ち回りが賢明です。
- スルー
- ブロック
- 記録保存
- 法的検討(例外的)
開示請求は「最後の手段」です。
現実的に検討価値が出るのは、以下に該当するケースだけ。
- 虚偽事実の断定
- 犯罪の決めつけ
- 明確な侮辱
- 執拗な継続投稿
この4つが揃って、初めてスタートラインに立てるくらいの感覚です。
Threads凍結まとめ
整理するとこうです。
SNSトラブルの多くは違法未満。凍結は当事者双方に起こりうる。開示請求には明確なハードルがある。
「戦えるかどうか」より「戦うべきかどうか」を先に判断することが、一番大事だと思います。
感情で動くと消耗するだけです。構造で判断してほしい。
LAWSTRでは、事実の整理・論点の切り分け・対応の優先順位を明確にすることをやっています。
SNSトラブルも、まず「何が起きているのか」を整理することから始めます。
【noteでも記事書いてます】
整理されていない状態では、適切な判断が難しくなることがあります。
※対応が遅れることで不利になるケースもあります
トラブルの「事実・論点・次の一手」を整理します
LAWSTR|初期整理無料
トラブルの「事実・論点・次の一手」を整理する
法的判断・代理は行いません(整理サポートに特化)

